>>844 これが問題なのか?
▼ 武部メンバー記者会見 9月18日
Q: 異常プリオンというものが、解体の仕方によっては脳とか延髄以外のところに付着して
危険性があるという問題があるそうなんですが、何かその点について農水省として指導して
いるとかということはないですか。
A: いや、そういうことは聞いておりません。
Q: 調べる必要は無いでしょうか。肉と牛乳は絶対に大丈夫だというそういうことを当然のこと
として受け入れてしまっても大丈夫なんでしょうか。
A: どういうふうに調べますかね。それは我々は先程も言いましたように、予期し得ないことが
起こる、あり得ないことが起こるという時代になっているんじゃないかと、そういう前提で仕事を
しましょうと、こういうことを職員に申し上げているわけです。しかし、本件についてはイギリスは
18万頭発生したというデータがありますね、あるいは実際には数十万トンではないかと、そう
いうことで発生数の多い英国の獣医研究所ではマウス接種試験等をやったうえで、皆様方
にも常にご案内しておりますように、脳、脊髄、眼、網膜ということになっていますが、中枢神経
ですね、それから腸の最後、それ以外に感染性は認められないと、かなり権威のある発表だと
思います。OIEの基準で私どもは輸入禁止しておりますが、それ以外の部位についてはOIEの
基準では、輸出を禁止する指定にもなっていない。だからといって私どもは輸入を禁止しており
ますし、輸入を禁止についてもそれはやはり国内に不安を与えるということを少しでもしてはいけ
ないということです。
(続く)
>>844 これが問題なのか?
▼ 武部メンバー記者会見 9月18日
(続き)
Q: 感染ではなくて付着をしてしまうと、これをどうするかという問題が起こりうる
のでイギリスでは、付着しないようにしているようですが。
A: 付着するのは、解体しないと付着しないでしょ。ですからそれはこれからの
検査方法をどうするかということになってくるかと思いますけれども、はっきり
分かるのはその牛がプリオンを持っているかどうかというのは、と殺した牛の
延髄を取るということなんでしょう、私は素人ですけれどもね。
Q: 日本のやり方で「背割り」という方法があって、解体の仕方で、それは大丈夫
なのかというところなんですが。
A: だから、出荷の方法だとか、検査の方法だとか様々今までと違った対応に
ついても今後検討していかなければなりません。それはそう簡単に結論が出る
問題では無いんじゃないですか。我々の仕事というのはエサの経路だとか牛の
経路だとかだけではありません。一番大事なのは今後の対応です。