イラクがテロを歓迎
英国放送協会(BBC)などによると、イラクの国営テレビは11日夜の放送で、米中枢同時テロについて
「米国の人道に対する罪への報い」と歓迎する解説コメントを伝えた。
コメントは事件が起きた11日を「米国の暗黒の日」とし
「(イラクやパレスチナの人々が)まともな生活を送る権利を奪うなど、人道に対する罪を犯している」
と制裁継続問題などで対イラク強硬姿勢を続ける米国を批判した。
一方、1980年代に米国を強く敵視していたリビアの最高指導者カダフィ大佐は同日、国営ジャマヒリヤ通信に
「米国とは政治的立場の違いがあるが、被害者への救いの手は差し伸べられるべきだ」と述べ、テロの犠牲者に哀悼の意を示した。
http://www.sanspo.com/sokuho/0912sokuho17.html