そごう・水島前会長宅 捜索へ

「そごう」の水島廣雄前会長が経営破たん直後に資産の一部を隠したとされる疑惑で警視庁は近く強制執行妨害容疑で自宅などの捜索に乗り出すことにしています。前会長の健康状態など見極め今後の方針を検討することにしています。

こいつと長銀の杉浦敏介だけはホントに許せない

>>1の訂正

経営再建中の大手百貨店「そごう」の水島広雄元会長（８９）が、民事再生法の
適用申請を受け、金融機関からの差し押さえを逃れるため資産隠しをしていたと
される事件で、警視庁捜査二課は二十三日午後、強制執行妨害容疑で水島元会長
の自宅の捜索に乗り出した。
水島元会長は同日未明、「狭心症」を訴え、都内の病院に入っており、警視庁で
は医師の判断を受けて取り調べに耐えられるかどうか見極める。民事再生法の適
用申請をめぐる強制執行妨害事件の立件は初めて。
そごうは経営悪化によって昨年七月十二日、東京地裁に同法の適用を申請した。
水島元会長は、一九九五年、錦糸町そごう（東京・墨田区）の出店をめぐり、日
本興業銀行が融資した約百十億円を個人で債務保証していた。
調べによると、水島元会長は、そごうが民事再生法の適用を申請した二日後の昨
年七月十四日、自分名義の地銀の預金口座から約五千五百万円を下ろし、同月二
十五日には約一億円分の投資信託を解約して現金化し、興銀からの差し押さえを
免れた疑いが持たれている。
また、水島元会長については、民事再生法の適用申請後の昨年七月十八日、元会
長名義だった世田谷区北沢の自宅の隣接地（約二百二十三平方メートル）と住
宅（木造二階建て）について、所有権を元会長から義弟に移転する登記手続きを
行い、元会長が約百十億円の個人保証をしていた興銀からの差し押さえを免れた
疑いも持たれている。
そごうは昨年、民事再生法に基づき関係会社との架空取引などで損害賠償の査定
を東京地裁に申し立て、同地裁は水島元会長に最高約六十億円の賠償責任を認
定。興銀も約百十億円の個人保証履行を求める訴訟を同地裁に起こし、水島元会
長はともに争う姿勢を見せている。

http://www.yomiuri.co.jp/top/20010523it05.htm

「おれが担保だ」――。かつて金融機関から次々に融資を引き出す際、そう公言
していたそごうの水島広雄・元会長（８９）が、資産隠しを図った疑惑で、刑事
責任を問われることになった。水島元会長は先月下旬、読売新聞社の取材に応
じ、差し押さえ直前に預金を引き出したのは、法廷闘争を進めるための弁護士費
用に使うためだった、などと語っていた。水島元会長との主な一問一答は次の通
り。
――なぜ、昨年七月に預金などを解約したのか。
「必ず訴訟を起こされると思った。徹底的に争うためには弁護士を雇い、弁護料
を払い続けなければならないが、費用が足りなかった。そこで、銀行に残ってい
た預金と投資信託計一億五千万円を引き出した」
――解約した資金はどうしたのか。
「弁護士から請求された時に払えるように、保管してある。銀行に預けると、ま
た、差し押さえられてしまうから、現金で持っているしか方法がない」
――自分名義の東京・世田谷の不動産を義弟に売却した理由は。
「この家はもともと義弟の所有で、事業に失敗した義弟に資金援助するため、い
ずれ戻す条件で買い取ったものだ。（所有権移転の）登記をした日が（昨年）七
月十八日で、民事再生法の適用申請の時期と重なるから、疑わしいと思われるか
もしれないが、（この取引が）債権回収を妨害すると考えたことはない」
――メーンバンクの日本興業銀行から錦糸町そごうへの百十億円の融資に絡み、
個人保証の履行を求められているが。
「そもそも、興銀が『融資の形式を整えるためで、迷惑は絶対にかけない』と言
うから保証に応じた。この保証さえなければ、預金の引き出しも不動産売却も問
題にならないはずだ」
――個人資産は現在、どれくらいあるのか。
「十二〜十三億円くらいではないか。資産の大半は預金。ほかには、別荘でも建
てようと思って購入した土地が軽井沢にあるくらい」

http://www.yomiuri.co.jp/04/20010523icz4.htm

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水島「私の金なんだからどうしようと勝手だろう」

資産の差し押さえを回避する目的で名義書換をしたのでは
ないかとの問いに対しての彼の答え

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http://www.biccamera.co.jp/yuurakucho/arbeit.htm