■★小泉純一郎首相と石原慎太郎都知事は親戚★■

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1二人で新党を作って貰いたい
 石原慎太郎東京都知事(68)=写真右=の長男・石原伸晃衆院議員(44)=同左=が行革担当相として初入閣を果たした。実の息子が先兵として潜り込み、さらに小泉首相と石原知事は縁戚関係。最近では「いよいよ石原新党を立ち上げるのでは」との噂もあるだけに、さまざまな意味で首相と父子鷹の密な関係に注目が集まっている。
 当選4回の石原伸晃氏が44歳で行革担当相として初入閣。くしくも昭和51年に父・慎太郎氏が福田内閣で環境庁長官として初入閣したのも44歳だった。
 長男の入閣を知った石原知事は26日、都内の自宅前で、「おれが総理になったみたいだなぁ」「こうなったら、この内閣に続いてほしいね。親バカとして」と照れ笑い。しかし、政局に話が及ぶと待ってましたの“慎太郎節”がさく裂した。
 まず、「(伸晃は)いい所に行けたと思う。規制については、国が範を示してくれないと仕方ない。たまたまわたしの息子ですから、叩いてでもやらせます」。父親の権限をフルに活用し、自身の行革プランを実行させることも辞さない構え。
 返す刀で「総理は妻の縁戚だから、私はズケズケものが言える」。さらに、政府と東京都の連携については「縁戚だから、そちらの方から締め付けてもいい」と爆弾発言。「冗談だけど…」と付け加えたが、真剣な眼差しで、「自民党なんかどうでもよい。国がしっかりすれば、それでいい。このへんでしっかり持ち上げないと、この国は沈む」とバッサリ切って落とした。
 今回の伸晃氏入閣。そして、小泉首相との縁戚関係。これらの密な関係から永田町の一部では、「半ば石原政権」などと噂する声もある。
 もっとも、伸晃氏が選ばれた理由については諸説あり、小泉サイドが、参院選を前に旗揚げするとも囁かれる「石原新党」を牽制する目的で、抜てきしたとの見方も。
 強いリーダーシップを発揮する石原知事を敵に回すよりは同じ改革推進派として、タッグを組む方が得策だが、果たして両者に思惑は…。

http://www.zakzak.co.jp/top/3t2001042707.html