厚底サンダル暴走主婦を逮捕
小2男児はねる
埼玉県熊谷市の路上で昨年9月、小学2年の男子児童がはねられて死亡した事故があり、埼玉県警熊谷署は26日、厚底サンダルを履いて運転していた同市の主婦、間宮千賀子容疑者(30)を業務上過失致死の疑いで逮捕した。
遺族が真相究明を求める嘆願書を同署に提出していた。
調べによると、間宮容疑者は昨年9月16日正午ごろ、熊谷市内の道路で数百メートル暴走し、信号待ちの乗用車に追突するなどした後、青信号で横断歩道を渡っていた下校中の同市箱田、会社員、兼坂昇さん(37)の長男で市立西小2年、僚君=当時(8)=をはねて死亡させた疑い。
間宮容疑者は当時、体調不良のため通院中だったほか、厚底サンダルを履いて運転中だった。
同署では、これらが原因で運転操作を誤って、事故になったのではないかとみて調べていた。
間宮容疑者は事情聴取の呼び出しに、事故で軽傷を負ったことなどを理由に応じず、遺族にも謝罪しなかった。このため、遺族らが早期逮捕を求める署名活動を展開。同署が間宮容疑者を伴って現場検証をしたのは事故から約半年後の今年3月だった。
署名は約1300人分集まっており、近く浦和地検に提出される。
http://www.zakzak.co.jp/top/3t2001042608.html