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28 マスク剥ぎ(家)@転載は禁止
民主時代40億だった「広報予算」という名のマスコミ対策費が安倍政権で倍増83億円


広告収入減が叫ばれて久しい大マスコミにすれば、涙がちょちょ切れるほどの感激だろう。
現在、国会で審議中の15年度予算案で、安倍政権が「政府広報予算」をドンと弾んでいるのだ。
なるほど、大手メディアは暴走政権にシッポを振るわけだ。

15年度の政府広報予算案は83億400万円。
前年度の65億300万円から18億100万円アップと、3割近く跳ね上がっている。

内閣府の政府広報室は
「安倍政権は昨年6月、15年度の予算編成で、成長戦略の重点分野に『新しい日本のための
 優先課題推進枠』を設けることを閣議決定しました。その枠に政府の情報発信強化が組み込
 まれたため、予算を大幅に積み上げた」(担当者)
と説明するが、実は安倍政権の発足以来、政府広報予算は猛烈な勢いで増え続けている。

野田政権時代の12年度に40億6900万円だった予算額が、安倍政権に代わった13年度には
43億9900万円に増加。
さらに消費税率を引き上げた14年度は「消費税への国民の理解を深めるため」(政府広報室)
として一気に約48%アップ、
約20億円を積み増した。

15年度予算案ではとうとう80億円台を突破し、安倍政権下で政府広報に費やす税金は2倍に
膨らむことになる。

日刊ゲンダイ[2015年2月22日]
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157416