衆議院 予算委員会 平成26年10月3日 (左側の「平成26年10月 第2号」をクリック)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/187/0018/main.html 以下要約 全文はソースで確認してください
辻元「(河野談話作成過程等に関する検討チームの)報告書で吉田清治氏の証言が河野談話の内容に影響を及ぼしたことはないという理解でいいか」
菅「河野談話の作成過程の中で政府は吉田清治氏から聞き取り調査を行った。
その結果、同氏の証言は、客観的事実と照らしてつじつまが合わなかった、他の証言者の証言と比較して信用性が低かったところから河野談話に反映されなかった」
辻元「総理も同じ認識か」
安倍「官房長官が答弁したとおり」
辻元「河野談話は元慰安婦の聞き取り調査が根拠になったのではない。
関係省庁における関連文書、米国国立公文書館の文書や、それから軍関係者や慰安所経営者等各方面への聞き取り調査、それから証言集の分析などで出た結果であるということでよろしいか」
菅「報告書のとおり、河野談話の原案は、元慰安婦からの聞き取り調査の終了前に、それまでに日本政府が行った関連文書の調査結果等に基づいて既に作成をされていた」
辻元「総理も同じ認識か」
安倍「聞き取り調査が根拠だと思っていたけど違った」
辻元「これまで総理は国会で河野談話の根拠のほとんどは吉田証言だと発言してきた。
ところが今回自ら調査した結果、無関係だと判明した。当時の認識は間違いではなかったか」
安倍「吉田証言自体が強制連行の大きな根拠になっていたのは事実」
辻元「朝日に間違いを認めろと言ったんだから、自分の間違いも認めたらどうか」
安倍「河野談話によって強制連行というイメージが世界に流布された。
つまり、河野談話が強制連行を認めたものとして認識されているのは事実」