小渕氏が売った家、転売後もなぜか母親が家賃タダで住んでいる 表札も「小渕」 

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小渕氏:売却旧宅に表札 家賃払わず母居住
毎日新聞 2014年10月23日 07時30分(最終更新 10月23日 08時35分)

 小渕優子前経済産業相が一部相続した東京都内の土地建物を今年3月、小渕氏が
9年近く理事を務めた公益財団が寮として使用する目的で購入しながら、現在も小渕氏の
母親が住み続け、家賃も支払っていないことが分かった。財団側は事実関係を認めた
上で「保守管理をお願いしているとの認識だった」と説明するが、専門家は「政治家側への
利益供与に当たる疑いがある」と指摘している。

 登記簿や国会議員の資産及び所得等報告書などによると、小渕氏は父恵三元首相の
死去に伴い2000年に東京都北区の約891平方メートルの土地と木造2階建て
計約250平方メートルの建物を母親や兄弟と共に相続した。土地と建物は昨年12月に
群馬県内の建設会社に一括売却された後、その約3カ月後に公益財団法人「本庄国際
奨学財団」が計約4億5392万円で購入した。

 同財団は恵三元首相の後援者で大手飲料メーカー創業者の故本庄正則氏が設立し、
主に途上国からの留学生を支援している。小渕氏は01年4月に財団理事となり、06年9月
の文部科学政務官就任に伴っていったん理事を辞任。政務官退任後の08年4月に再び
理事となり、同年9月の少子化担当相就任に伴い再び辞任。10年4月にみたび理事に就任し、
12年12月の副財務相就任で翌月辞任している。

 小渕氏の所得等報告書によると、相続分(土地100分の14、建物6分の1)の売却益は
5299万円余。また、恵三元首相の1998年の資産公開によると、妻(小渕氏の母親)は
この飲料メーカーの株を19万5250株(当時の株価で約9億9500万円相当)保有していた。

 財団の財産目録や事業報告書によると、土地建物は「学生寮の将来の運営のため購入」
したが、開設時期などは具体化していない。(※以下ソース)
http://mainichi.jp/select/news/20141023k0000m040129000c.html
http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/select/images/20141023k0000m040142000p_size6.jpg