【タブー】"川崎案件"って一体なんなの?

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1 クロイツラス(神奈川県)@転載は禁止

川崎、東田町、地上げ、といったキーワードでこの土地を調べると「川崎案件」という言葉が出てくる。
川崎駅から徒歩5分、繁華街の中にあり、市役所も目前という一等地にあって、
この場所は2005年頃からマンション建設の名目で地上げ業者が入り込んでゴニョゴニョなっていたらしい。

現在この土地の大部分はコインパーキングに代わってはいるが、一部廃屋のまま放置された元飲食店兼住居が何軒かあり、中には
内臓をぶちまけた猫の死体のような姿を晒して玄関前からかつての住民の家財道具や衣服などが引っ張りだされた酷い家屋も見られる。

地元の稲川会系を含めて様々な暴力団組織が絡んだ地上げ戦争の最中、資金を出していた不動産会社が倒産し、事態は泥沼化、
暴力団の内部抗争で死人まで出る事態となった国内屈指の曰くつき物件と化していたのである。
またこの事件とは別に、この土地にある解体予定の建物から白骨死体が出てきた事もあるという。事故物件もいいところだな…

で、ラーメン屋なのに「鳥竹」という屋号はおかしいだろうという疑問は、この土地が以前どのような場所だったのかを辿れば
すぐ謎が解ける。この写真は2012年5月撮影の東田町係争地。鳥竹は以前その屋号通りに「焼鳥屋」として営業していたのだ。

元々は戦後のドサクサのようなバラック長屋横丁が連なっていたのが、鳥竹の建物を残して殆ど解体されている。
地上げ屋の攻撃に耐え続けて、どうやらここだけ生き残ったという感じでしょうか。

さらに遡って2010年4月の段階では、コインパーキングは整備されておらず、古くからのバラック飲食街がまだ残っていた。
この時期でも既に殆どの店舗は立ち退いており、ゴーストタウン同然の状態を晒していた。

で、元々あった焼鳥屋の「鳥竹」の場所には、なんともいかにもな感じで右翼団体の街宣車が停められたままになっていた。
川崎市川崎区東田町というピンポイントで繰り広げられてきたアンタッチャブルな世界の紛争地帯…果たしてどのような
結末を迎えるのか。そしてこんなおっかない物件が市役所の真ん前にある川崎市ハンパねえっす…といった感じです。
http://tokyodeep.info/kawasaki-220yen-ramen/
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