「性感染症とウソの診断し無用の投薬続けた」 クリニックに賠償請求
性感染症とウソの診断をして無用な投薬を続けたとして、東京都に住む40代の男性が新宿区の
クリニックに約250万円の損害賠償を求める訴訟を17日、東京地裁に起こした。
訴えによると、男性は平成24年10月に尿検査と血液検査を受け、院長から「血液検査で陽性なので
クラミジア感染症だ」と言われ、抗生物質などを処方された。
指示通りに薬を服用したが1カ月後の再検査でも数値が変わらず、別の医療機関を受診すると
「感染症は尿検査で判断すべきだ」と説明を受け、陰性と診断されたという。
男性の弁護団によると、他にも数人から同様の相談を受けているという。提訴後に記者会見した
男性は「同じ被害に遭う人がこれ以上増えないよう、提訴に踏み切った」と話した。クリニックは
「取材はお断りする」としている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140917/trl14091712490001-n1.htm