【東京】ソフトバンクは米携帯電話4位のTモバイルUSを親会社のドイツ通信大手ドイツテレコムから買収することで大筋合意した。
日本経済新聞が12日付の朝刊で報じた。ソフトバンク傘下の同業3位スプリントとTモバイルを合併させる計画への道が開けた格好だ。
報道によると、両社は詳細を詰めている段階。買収の実現には米規制当局の承認を得る必要がある。
スプリントとTモバイルの契約者数は合計約1億件で、業界最大手のベライゾン・コミュニケーションズと2位のAT&Tに匹敵する。
ソフトバンクはTモバイルの過半数株式を取得する計画。ドイツテレコムは現在Tモバイルの約67%を所有している。
買収額は1兆7000億円を超える見込みで、ソフトバンクは現金と株式交換を組み合わせて支払う予定だという。
http://m.jp.wsj.com/articles/SB10001424052702303379504580023804198698916