「TechCrunch」の記事によると、アマゾンは近く発売する3Dスマートフォンで、オムロンの顔画像センシング技術
「Okao Vision」と3D機能を実装するという。
顔追跡3Dの採用により、通常のLCDスクリーンで3D効果を提供できるようになる。4基の全面IRカメラによって
ユーザーの顔を追跡し、オムロンの技術により、ユーザーの位置が変化するのに伴い、スクリーン上のオブジェクトを
調整するという仕組みだ。
アマゾンのスマートフォンでは、ユーザーの顔のX、Y、Z座標を導き出すことが可能で、開発者はそのデータを扱う
ことができる。以下の動画では、類似技術のデモンストレーションを見ることができる。
(中略)
だがそれには、低価格での提供を通じて大規模なインストールベースを獲得し、開発者たちの3D機能対応を促すことが必要だ。
新しいスマートフォンに3D効果を得るだけのために、4基のカメラを追加搭載するアマゾンは、これらの余分なハードウェアと
バッテリー消耗の増加、そしてより高額な価格に対して、説得力のある理由を示す必要があるだろう。
同社の新しいスマートフォンは、6月18日に開催予定の同社のイヴェントで発表されると見られている。
http://wired.jp/2014/06/09/amazons-3d-kindle-phone/