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16 サソリ固め(大阪府)@転載禁止
【お遍路】韓国人住職は日韓の懸け橋めざす

(寄り道遍路 四国発:4)日韓の懸け橋めざす
http://www.asahi.com/articles/ASG4V76FKG4VPUTB00N.html

新緑のやまなみを縫って神山町から徳島市へと流れていく鮎喰(あくい)川に沿い、13番札所の大日寺へ向かった。
舗装道が延々と続く。クルマの往来に気をつかったが、清流の景色が心をなごませてくれた。

徳島市に入った。遍路道から少し外れ、韓国女性の古い墓があるという観正寺に立ち寄った。墓石には、戒名の脇に
「武市孫助室高麗館女」と刻まれている。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際、武市なる人物がこの女性を連れて帰国し、
妻にしたと伝わる。だが住職が不在で詳細は聞けなかった。

観正寺から再び歩いて1時間弱で、大日寺に着いた。境内はバスツアーのお遍路さんで混み合っていた。

住職の金昴先(キムミョウソン)さん(56)は1996年に結婚して韓国からこの寺に来たひとだ。かつては伝統舞踊家だった。
95年に公演で訪れた徳島県で大日寺住職だった大栗弘栄さんと出会った。息子も授かり、舞踊家としても充実していた。
だが弘栄さんが07年に脳梗塞(こうそく)で倒れ、亡くなってしまう。帰国も考えたが、思い直して修行を積み、得度して大日寺を継いだのだった。

 「仏教が伝わった日本と韓国、中国は国の壁を越えて手を携えなければ」。これが亡夫の口癖だったという。
 「国籍のことを言う人もいますが、私はお大師様(弘法大師)に導かれて、徳島に来たのだと信じている。日本と韓国の懸け橋になりたい」
 「ありがとう」という言葉を大切にしている。これも、夫がよく口にした言葉だ。
 「四国遍路には外からの人を迎え入れてもてなす、ありがとうの心があふれている。日本に来る外国人はまず四国に来るべきです」
 納経帳を差し出すと、墨書朱印をして笑顔で返してくれた。「ありがとうございます」と自然に言葉が出た。

【おまけ】四国霊場開創1200周年を記念するためにお遍路様たちを迎える意味不明な韓国人住職の舞
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