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【インド】選挙敗北「電通の責任」
総選挙(下院定数545)で過去最悪の敗北を喫したインド
の前与党国民会議派の幹部が、選挙キャンペーンを契約した広
告代理店「電通」にも責任があると主張している─。現地紙が
20日、伝えました。
同日付タイムズ・オブ・インディア紙によると国民会議派
は、選挙宣伝のため電通と60億ルピー(約104億円)弱の契約を
締結。ネール初代首相のひ孫ラフル・ガンジー副総裁を「若き
リーダー」として売り出しました。
しかし結果は惨敗。前回の206議席から44議席に後退しま
した。同紙は会議派幹部が匿名で「電通も敗北の責任を免れな
い。彼らは非常に高い割増料金をとった」などと語ったと報じ
ました。
一方、電通の現地報道担当が「すべての金銭上の協議はわれ
われが提供するサービスに応じて行われ、キャンペーン開始の
前に合意されている」と反論したとも伝えています。
(ニューデリー=安川祟)
ソースは日刊しんぶん赤旗2014年5月22日版