元同僚「『C#』で書いたプログラムをもらったことがある。『早く書ける』と言っていた」ゆうちゃん「それはサンプル」
パソコンの遠隔操作事件の裁判で威力業務妨害などの罪に問われている元社員が、プログラムできないとしていたコンピュータの言語について、
同僚だった男性が法廷で証言し「元社員から、この言語でプログラムを作ってもらったことがある」と述べました。
これに対して元社員は「ネット上のサンプルを使っただけだ」と反論しました。
インターネット関連会社の元社員片山祐輔被告(31)は、おととし複数のパソコンを遠隔操作し、インターネットの掲示板などに
殺害や爆破の予告を書き込んだとして威力業務妨害などの罪に問われています。
東京地方裁判所の審理では、元社員が遠隔操作ウイルスに使われた「C#」という言語を使ってプログラムを作ることができたかどうかが争点の1つで、
15日は同僚だった男性が証言しました。
男性は「元社員から『C#』で書いたプログラムをもらったことがある。『早く書ける』と言っていた」などと証言しました。
これに対し片山元社員は、法廷で「渡したプログラムが『C#』で書かれていた可能性はあるが、インターネット上のサンプルを使っただけだ」と反論しました。
また、会見では「『早く書ける』と言ったのはサンプルを使ったほうが早いというだけで、何も見ずにプログラムを作る能力は自分にはない」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140415/k10013763973000.html