無料の社員食堂は「派遣社員の利用ダメ」 社内公用語を英語にしたとある有名IT企業の「非情」★2

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1 ジャンピングパワーボム(チベット自治区)@転載禁止

Q&Aサイトの「教えて!goo」に、こんな相談が寄せられていました。質問者のseintoarouさんは「社内公用語を英語にしたとある有名な大手IT企業」に、
派遣スタッフとして勤務していたのだそうです。

しかし、これまで色々な会社の派遣で働いて来た質問者さんも「ビックリするようなこと」があり、最初の契約期間をもって、この会社への派遣の終了を申し出たといいます。
その理由とは「派遣スタッフに対する差別」のひどさです。

この会社には、有名な社内食堂があります。グーグルに対抗して「無料」を打ち出し、晴れの日は富士山も眺められるとあって、社員の利用率は7割以上といわれています。
しかしその陰では、同じ職場で働く仲間を拒む、見えない壁がありました。この食堂は「社員しか使用できない」のだそうです。

しかたなく質問者さんは、「では、自分のデスクで食べていいのですか?」と尋ねると、社員からは「社内では食べるところはありません」「休憩室や会議室も使えません」
という、つれない返事が。それでは派遣スタッフはどこで食べるのですか?と聞くと、こう言われたのだそうです。

「近くのイオンの地下にフードコートがあるので、そこで食べて下さい」

金銭的に余裕のない質問者さんは、毎回フードコートで食べると予算的に厳しいと相談すると、「自分で作ってきたお弁当を持ってきて、イオンの電子レンジで温めてみんな食べてますよ」
という言葉が返ってきました。
そこで次の日、お弁当を持ってフードコートに行くと、イオンの電子レンジの上には「持ち込みは固くお断りしております」という張り紙があるではありませんか!

それでも他の派遣スタッフたちは、弁当をこっそり出して勝手にチンして、混雑するフードコートに何食わぬ顔で座って食べています。
周りを見渡すと、子どもと買物に来ている母親が座るところがなくて困っている光景がありました。

しかし派遣スタッフたちは、休憩中はそこで過ごすしかないので、食べ終わっても1時間がたつまで、みんな喋ったりして席を譲りません。