仙台市の風俗店経営者を殺害し約5千万円を奪ったとして、強盗殺人罪などに問われた無職、小谷野裕義被告(41)が13日、懲役15年とした
差し戻し裁判員裁判控訴審の判決を不服として上告した。12日付。事件は被害者の遺体が見つからず、「遺体なき殺人事件」と呼ばれた。
1審仙台地裁の裁判員裁判は小谷野被告に懲役15年を言い渡したが、二審は破棄、差し戻した。裁判員を選び直した差し戻し1審判決は
無期懲役としたが、控訴審は「首謀者より役割が劣る」として再び懲役15年とした。
差し戻し控訴審判決によると、小谷野被告は平成16年9月、首謀者の男(39)=無期懲役確定=らと共謀し、風俗店経営、
石垣英治さん=当時(30)=を殺害、約5千万円を奪った。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140313/trl14031316270004-n1.htm