2014.3.11 15:53
維新幹部、原子力協定で「石原氏造反なら処分」
日本維新の会国会議員団の松野頼久幹事長は11日の記者会見で、
原発輸出を可能にするトルコなどとの原子力協定締結承認案件をめぐり、
石原慎太郎共同代表が党の反対方針に造反すれば処分する考えを示した。
石原氏の説得に努めるとした上で「党のルールに反したら何らかの
ペナルティーがある。どの所属議員でも同じだ」と述べた。
石原氏は6日の党会合で、今国会中に見込まれる承認案件の衆院採決時に
「賛成する」と明言。昨年12月の党両院議員総会で多数決により反対方針を
決めたことを「高校の生徒会での決め方だ」と批判した。
小沢鋭仁国対委員長は11日の会見で、石原氏の発言に関し「(採決の)
事前に撤回してもらう」と強調した。これに先立つ国対役員会では、多数決を
批判した発言に対し「党が未熟だというイメージを流布した」「党の威信を
おとしめる行為に該当する」と反発する声が相次いだ。(共同)
http://www.sanspo.com/geino/news/20140311/pol14031115550002-n1.html 石原氏発言、問題視せず=維新・松野氏
日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長は11日の記者会見で、石原
慎太郎共同代表がトルコなどとの原子力協定承認案に党方針に反して賛成
すると表明したことについて、「どこの党でもいろんな意見がある。今の段階で
問題があるとは思わない」と述べ、問題視しない考えを示した。松野氏は12日に
石原氏と面会し、採決で造反しないよう説得する意向で、会見で「党として決めた
ことにぜひ従っていただきたいとお願いする」と語った。 (2014/03/11-18:38)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014031100814