日豪ＥＰＡ交渉本格化、今月下旬に閣僚折衝へ

日豪ＥＰＡ交渉本格化、今月下旬に閣僚折衝へ 2014年3月9日06時49分

　日本と豪州の経済連携協定（ＥＰＡ）の交渉で、豪州のロブ貿易・投資相が今月下旬に来日することが明らかになった。

同国のアボット首相が来日する４月の合意をめざし、林芳正農林水産相ら関係３閣僚と詰めの協議に臨む。今後、焦点の牛肉関税をめぐる交渉が本格化する見通しだ。

　外務省などによると、ロブ氏は２５日に来日し、２６日から林農水相と茂木敏充経済産業相、甘利明ＴＰＰ相と会談する方向で調整している。

それに先立ち、日本側は週明けから交渉団を豪州に派遣する方針。自民党の西川公也ＴＰＰ対策委員長も豪州を訪れ、１７日にロブ氏と会談する予定だ。

　日豪ＥＰＡの交渉会合は２００７年４月から計１６回におよぶが、豪州が求める牛肉関税の引き下げをめぐって交渉が難航。豪州が昨年９月に総選挙を迎えて交渉を中断したが、今年１月から水面下の協議を再開していた。

http://www.asahi.com/articles/ASG384QF3G38ULFA00C.html

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