原発事故長期連載を発刊=「放射線との闘い」記録―福島民報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140308-00000056-jij-soci 時事通信 3月8日(土)14時36分配信
福島民報社は11日、東京電力福島第1原発事故をめぐる長期連載記事をまとめた「福島と原発
2―放射線との闘い+1000日の記憶」を早稲田大学出版部から発刊する。
昨年1〜11月に96回にわたって紙面化した連載「ベクレルの嘆き―放射線との戦い」に加筆し、再構成
した。「汚染水の行方」「岐路に立つ除染」など5部構成で、原発事故に直面した県民の不安や葛藤、
農林水産業の再生への取り組みなどを追った。
「震災と原発事故を風化させないための記録」として、「3・11」から昨年12月4日までの1000日間にわたる
ドキュメントも収録した。
昨年6月に発刊した「福島と原発 誘致から大震災への五十年」の続刊。作家の柳田邦男さんが「福島で
何が起きたのか、多岐にわたる記者たちの丁寧な深掘取材から生み出されたこの記録と提言は、判断に
不可欠の要素を知るうえで必読の書だ」などと推薦文を寄せた。
四六判、468ページ。定価は2800円(税別)。問い合わせは福島民報社事業局出版部 電話024(531)4182まで。