<プレスリリース>王子ホールディングス、ミャンマーに現地法人を設立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140303-00000019-maibz-ind 王子ホールディングスは、本日開催された取締役会において、ミャンマー連邦共和国に現地法人を設立し、
ヤンゴン郊外のミンガラドン工業団地内に、新たに段ボール工場を建設することを決定いたしましたので、
お知らせいたします。
1.ミャンマーにおける段ボール事業
王子グループは、現在推し進めている事業構造転換の一つとして、東南アジアおよびインドでのパッケージング
事業を積極的に展開しています。今般、当社が新たに段ボール事業開始を決定したミャンマーは、2011年
の民政化以降、豊富な天然資源を背景に、世界各国から事業投資先として注目を集め、急速に経済発展
が進んでいます。とりわけ、経済の中心地であるヤンゴンには、各国からの積極的な投資が進んでおり、繊維・
縫製業や飲料・加工食品事業等の進出が続いています。また、2015年には、日本とミャンマーの共同事業体
が開発するティラワ工業団地が用地提供を開始することが予定されており、今後、日系企業を中心として、さら
に事業進出が加速していくことが見込まれます。一方、現地の段ボール業界では、現在のところ、近代的な加工
設備をもつサプライヤーは限られており、外資大手の進出は当社が初めてとなります。当社は、日本の段ボール
加工技術と東南アジア事業で培った事業ノウハウおよび人材を投入して、ミャンマーの段ボール需要家に満足
していただける品質とサービスを提供し、経済発展に伴って増加する段ボール需要を取り込んでまいります。当社
は現在、東南アジアにおいて18ヵ所の製造拠点でパッケージング事業を行っており、さらに昨年12月にベトナムで
UPJV社の買収を決定し、インドでは本年7月の営業開始を目指して工場を建設中であります。本日事業開始
を決定した本工場は、これらに続き21番目の製造拠点となります。また、進出国では、ベトナム、マレーシア、タイ、
カンボジア、インドに続き、6ヵ国目の進出となります。