【中国】北京市に赴いては猫を大量に窃盗し、出身地の天津市内に戻って販売していた2人組の男が逮捕された。買い取られた後に、
猫は食肉として加工されている。犠牲になった数は1000匹を上回る見込みという。
西城区百万庄の団地住民が犯人の特定に協力した。今年1月の初旬、1晩だけで飼い猫5匹が団地内で姿を消失。
これに不審を感じ、愛猫家グループが自警団を結成し、「夜回り」活動を開始した。今月5日夜も警備を続けていたところ、
夜中を超えた翌日午前2時ごろに不審な男を目撃。餌で誘引しながら捕獲し、放し飼いされていた猫1匹を檻に納めようとしている犯行現場をとり押さえた。この春節だけでも100匹あまりを捕獲したとされる。
引渡先の警察が調べたところでは、主犯格の男は10年ほど前から路上で猫を捕獲。食用の肉として、これまで大量に売り捌いていた。
ある法律家によると、猫肉販売は複数の罪に抵触する。単なる「野良猫」と「餌付けされた猫」でも、大きな隔たりが存在。
団地内で犠牲となった猫は、餌付けした住民らの“共同私有物”と定義できる。治安維持の観点から分析しても、多くの罪に問われることは間違いないという。
http://www.newsclip.be/article/2014/02/08/20712.html