精神科医・香山リカ、東大と私立の医学部を受けた 東大は緊張して落ちて私立はリラックスして受かった

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1 テキサスクローバーホールド(愛知県):2014/02/02(日) 15:52:17.17 ID:EAfvnSrWP BE:744576274-PLT(12001) ポイント特典

「〇〇してると落ちる」は禁句 香山リカが受験生の親に苦言
(更新 2014/2/ 2 07:00)

 センター試験も終わり、各大学の入試が始まった大学受験。多くのメディアに出演し活躍する精神科医の香山リカ氏が、
自身の経験も踏まえて「力を出し切るコツ」を明かした。

*  *  *
「自然現象を研究したい」という思いから、高3のときに受験したのは東大の理IIだけでした。
なんとか受かるんじゃないかと思っていたのですが、極度に緊張して、力を出せなかった。

 親には「1浪まで」と言われました。浪人が決まり、駿台予備学校で東大理IIIを目指す人たちが集まる、
いちばん難しいクラスに試験で入りました。そこで一生懸命勉強すればよかったのですが、
YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)にはまってしまって……。

 浪人のときも東大の理IIを受験。就職を心配した親に、手に職をつけるよう言われて、
少し反発しながらも私立の医学部、薬学部の計5学部も受けました。

 私大受験は、思い入れがなくリラックスしていたからか、問題も簡単に見えてすんなり受かりました。
一方、本命の東大では、またもや緊張して力を出せなかった。入学したのは私大の医学部です。

 自分の受験を振り返り、精神科医として言えるのは、人には無意識の領域があるということです。
東大受験の動機だった「自然現象の研究」も、今となっては本当にやりたかったのか疑問です。
東大入試で極度に緊張して失敗したのは、研究者になると大変だという思いがあったのかもしれない。
医学部の入試でリラックスできたことを思うと、無意識が医学部を選んだのかもしれない。
東大に落ちたときはショックだったけれど、医師という仕事をずっと続けているのは、向いていたのかもしれません。

>>2以降に続く)
http://dot.asahi.com/life/lifestyle/2014013000029.html