安倍首相、アベノミクス成果訴えへ=ダボス会議、21日出発
安倍晋三首相は21日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するため、
政府専用機でスイスへ出発する。22日夕(日本時間23日未明)に日本の首相として
初めて基調演説を行う。演説では、経済政策「アベノミクス」の成果を説明し、各国の
財界人らに「日本経済の復活」をアピールしたい考えだ。
海外の有識者の間では、4月の消費税率引き上げや、日中関係の悪化が日本経済に
与える影響を懸念する声がある。首相はダボス会議に関して「日本の経済・外交政策を
しっかりと発信したい」と話しており、演説で規制緩和を柱とする成長戦略を着実に実行
しながら景気の好循環を目指す方針を表明する。
外交政策では、中国など近隣国と対話を通じて関係改善を図る意向を強調。自らが
掲げる「積極的平和主義」にも触れ、地域と世界の平和と繁栄に寄与する日本の姿勢に
理解を求める見通しだ。
日本の首相のダボス会議出席は、2011年の菅直人氏以来で5人目。首相は滞在中、
米国人投資家ジョージ・ソロス氏や、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事らと
意見交換する。23日夕に帰国する。(2014/01/20-19:21)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014012000727 首相、ダボス会議で「主役」…初の基調講演へ
会議には、世界約40か国の首脳と2000人以上の経営者や有識者らが集まり、
各首脳の発言は毎年、欧米メディアなどで大きく取り上げられている。首相が
基調講演を行うことについて、政府高官は「世界で最も注目されるリーダーの1人と
認められた」と受け止めている。昨年の基調講演はドイツのメルケル首相が行った。
(※抜粋)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140120-OYT1T00917.htm