アルツハイマー病研究でデータ改竄か。税金30億円も投入wwwww
ところが、実際にはこの心理テストに応募した被験者に対して、10分後に長文を思い出し
てもらうよう指示をしてデータを作成していたことが明らかになった。当然、10分後と30分後
では記憶している量や精度に違いがあるのは明らかであるので、これを30分後に聞き取り
を行ったデータであると称することは、データ改竄以外の何者でもないという話になるのだ。
当初は病院側のミスもあり、内容を訂正させたにすぎないと抗弁していたが、その後の調査
で短期記憶の状態そのものも「記憶に障害あり」と「記憶以外に障害あり」の判定を書き換えさ
せるなどして、現在で確認されているだけで220件に及ぶ改竄と推定される訂正を出させている。
さらに、本来はアルツハイマー型認知症の推移を長期観察することが目的であったにも関わ
らず、アルツハイマーにはまるで無関係の外傷性記憶障害(外傷性痴呆)や痴呆症状を伴う
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者までも被験者としていたことが明らかになっていた。
問題となるデータだけでも545件が確認され、データ量でいえば16%が改竄、捏造されたもの
であろうと推測されることから、これらの臨床データはもちろん使い物にならない。
そして、これらの臨床研究については、当然のことながら東京大学が指揮を執っているにせよ、
実際の心理テストを行っているのは他の地方大学や医療機関など38の協力先であって、東京
大学以外の研究者、医師だけでなく、海外の研究者も関与している。上記の改竄と思われる
行為は、これら東京大学外の学識経験者の見ている前で起きていたため、データの取り方や
訂正に対して異議の声が上がるのは当然であろう。