『長浜市職員が生活保護費着服』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20131227/4178601.html 滋賀県長浜市の福祉事務所の職員が受給者の代わりに受け取っていた生活保護費約90万円を着服していたことが分かりました。
長浜市はこの職員を業務上横領の疑いで刑事告訴することを検討しているということです。
滋賀県長浜市によりますと長浜市福祉事務所でケースワーカーを務める32歳の職員は
受給者の代わりに生活保護費を受け取り不動産業者に家賃などを支払っていましたが
去年11月から今月にかけてあわせて17人の生活保護費88万円あまりを着服していたということです。
今月になって受給者から「不動産業者から家賃が未納だと言われた」という問い合わせが福祉事務所に入ったため
職員から事情を聴いたところ着服を認めたということです。
この職員は着服した金を借金の返済などに使い給料や新たな借金で穴埋めしていたということです。
長浜市は業務上横領の疑いでこの職員を警察に告訴することや懲戒処分にすることを検討しています。
長浜市福祉事務所の福井正俊所長は会見で
「市民の信頼を大きく損なうことになり深くおわび申し上げます。コンプライアンスを徹底し信頼回復に全力をあげます」と述べ謝罪しました。