F35A導入、技術移転できなければ白紙化せよ
韓国軍の合同参謀本部(合参)は22日、次期戦闘機(FX)の作戦要求性能を「先端ステルス性能」と
「電子戦能力」に修正した。現在、世界で購入可能なステルス戦闘機は米国ロッキード・マーチン社
のF35Aしかない。
ステルス機は、有事の際、ひそかに北朝鮮の戦略目標を攻撃できる。中国、日本、ロシアなど
周辺国がいずれもステルス戦闘機を開発中、もしくは配備を予定している状況で、韓国だけが
FXを非ステルス機にすることはできないのだ。
問題は、これから始まる導入交渉だ。F35A導入決定まで紆余(うよ)曲折を経たのは、価格があまりに
高かったからだ。
となると、できる限り技術を獲得し、22日に次期戦闘機と並んで合参が決定した韓国型戦闘機
(KFX)開発事業に役立てなければならない。
日本は、配備するF35の9割を国内で生産する。韓国も、何があろうと、航空技術を画期的に高められる
このチャンスを逃してはならない。
技術移転がなされないという事態になった場合、韓国政府は思い切ってF35Aの配備決定を
白紙にするという姿勢を持つべきだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131123-00000507-chosun-kr