食材虚偽表示で高島屋 横浜店では加工肉をステーキと表示
虚偽表示が明らかになった高島屋。県内では、横浜店(横浜市西区)8階レストラン街
「ニホンの食卓 つくみ」とタカシマヤフードメゾン新横浜店(同市港北区)で、牛脂注入処理をした
加工肉を「ステーキ」と表示して販売するなどしていた。
つくみでは、食肉加工業者によって牛脂注入処理がされていたにもかかわらず「加工肉」で
ある旨を表示せず、「霜降り牛ステーキ」として提供。
また、「和牛メンチカツ」は、実際には牛50%・豚50%の合いびきミンチ肉を、「稲庭うどん」は、
秋田県外産の「稲庭風うどん」を使用。
「蟹(かに)クリームコロッケ」は、「鳥取県産紅ズワイガニ」と表示しながらアラスカ産を使って
いたという。
いずれも高島屋の自主調査の中で判明。今年10月31日まで約2年間にわたり提供していた。
うどんやクリームコロッケは当初、表示通りの原材料を使用していたが、2年ほど前から冷凍の
物を仕入れるようになり、本来ならばメニューを書き換えるべきところを怠っていたという。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1311050011/