バーガーキングの「ビッグキング」、どう見てもビッグマック?
http://si.wsj.net/public/resources/images/BN-AH045_131106_G_20131105214736.jpg どっちがどっち?左がビッグマックで右がビッグキング
バーガーキングはまたもやマクドナルド商品を模倣したようだ。新バーガーは見た目や宣伝文句から秘密のソースに至るまで、
全てがマクドナルドのビッグマックとそっくりだ。
バーガーキングの説明は「風味豊かな100%ビーフパティを2枚網焼きして使用。新鮮なレタス、パリパリのオニオン、当社オリジナルのキングソース。これらを3枚の温かくトーストしたゴマ入りのバンに挟みました」。
ビッグマックを有名にした宣伝文句は「2枚の100%ビーフパティ、特製ソース、レタス、チーズ、ピクルス、オニオン。それらをゴマ入りのバンに乗せました」。
バーガーキングは1997年に一定期間だけバーガーキングという名のバーガーを販売していたが、この商品は真ん中にバンを挟んでいなかった。
ところが新商品はビッグマックと同様にバンを3枚使用している。
バーガーキングはマクドナルド商品を忠実に模倣しているのか。
同社北米部門のエリック・ハーシュホーン最高マーケティング責任者(CMO)は「独自のグリル方法」で調理したとして、新バーガーは他社製品とは異なると主張する。
もしバーガーキングがお世辞の意味合いで模倣したのなら、マクドナルドは自社よりずっと小さい同業から敬愛されて大喜びするところだ。
バーガーキングは数カ月前からマクドナルドに倣ってサラダやスムージー、フラッペ、チキンナゲット、ラップといった商品を提供している。
2つのバーガーの大きさもほぼ同じだ。エネルギー量はビッグキングが510カロリー、ビッグマックが550カロリー。
マクドナルドは新バーガーの登場に肩をすくめている。広報担当者は「自社の事業と顧客に焦点を絞っている」と答えた。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304845504579180552276995172.html?mod=JWSJ_EditorsPicks