【時論】次期戦闘機事業、発想の転換を=韓国
次の通り提案したい。今後、老朽戦闘機に代わるKF−X事業を別途に推進せず、その予算を
F−X事業としてまとめ、単一事業として進めるというものだ。
そうすれば、追加の予算投入なく第5世代戦闘機を現計画の2倍近く確保することができる。
これは予算問題を解決すると同時に、軍事戦略的に最善の選択となる。
こういう代案を選択する場合、どういう利益が生じるだろうか。
空軍戦闘機全体の数は減るが、むしろ戦闘力は現在より大きく高まる。
周辺国の潜在的脅威にも適切に対応できる。
さらに一定部分を「垂直離着陸機」とする場合、軍の戦略的柔軟性と作戦的効率性は倍加する。
不足した操縦士の需給にも役立つ。
経済的な面はどうか。事業規模の増加で単価を低め、条件を有利に導く方法も出てくる。
このように提示された代案は、戦力の空白を最小化し、空軍戦闘力を強化するだけでなく、
経済的効率性まで高める画期的な接近方法だ。問題は固着した思考と惰性だ。発想の転換が
必要であり、勇気と決断力が要求される。
コ・ソンユン韓国国防研究院国防懸案研究委員長
http://japanese.joins.com/article/798/177798.html (゚д゚)