http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131031/k10015695521000.html 去年、北海道旭川市の旭山動物園から逃げだし、行方が分からなくなっているフラミンゴについて、動物園を運営する旭川市は有力な手がかりが
ないとして1年にわたった捜索を打ち切ることになりました。
去年7月、北海道旭川市の旭山動物園で飼育されていたヨーロッパフラミンゴが逃げ出し、行方が分からなくなりました。
逃げ出したフラミンゴはおよそ100キロ離れたオホーツク海側の紋別市にあるコムケ湖に一時、住みつき、湖で悠然と過ごす姿は一時、多くの観光
客が訪れるなど注目を集めました。
動物園では、周辺の自然環境に影響を及ぼさないようにと、おとりのフラミンゴや遠隔操作で発射する網を使うなどして何度も捕獲作戦に乗り出しま
したがいずれも失敗し、フラミンゴは、去年10月29日に湖で姿が確認されたのを最後に行方が分からなくなっていました。
動物園では、北海道の厳しい冬を動物園の外で越すのは厳しいとして、目撃情報が寄せられれば確認に赴くなど捜索を続けてきましたが、動物園を
運営する旭川市は「有力な手がかりがない」として行方不明になってから1年がたったのに合わせて捜索活動を打ち切りました。
旭川市では、今後はフラミンゴを収めた映像があるなど有力な情報が寄せられれば、改めて捜索を行いたいとしています。