http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD230ID_T21C13A0TJ1000/ 中小型液晶パネル最大手のジャパンディスプレイ(東京・港)は23日、台湾に全額出資の販売子会社を設立すると正式発表した。数十人の台湾・中国人を雇用し、中国・台湾のスマ
ートフォン(スマホ)向けパネルの販路を構築。社長に就任する同業の台湾・群創光電の許庭禎・元副社長の人脈を生かし、成長著しい中堅・下位メーカーからの新規受注を目指す。
11月中旬、台北市に台湾顕示器を設立する。資本金は3千万台湾ドル(約1億円)。中国スマホメーカーへの営業のほか、液晶モジュールの設計拠点とする。ジャパンディスプレイの
売上高に占める中国向け比率を現在の15%程度から20%以上まで引き上げる。