ポール倒れる 病院へ搬送され全治1週間
町名表示板の鉄製ポール倒れ小1女児の頭直撃
福井市行政管理室は22日、根元が腐食した町名表示板の鉄製ポール(重さ約8
キロ・グラム)が倒れて、校外学習中だった小学1年の女児(7)の頭部を直撃
し、全治1週間のけがを負ったと発表した。
同室などによると、同日午前10時30分頃、麻生津小1年の児童らが校外学習
で杉の木台公園(同市中野)へ移動中、同市三十八社町の県道の歩道上に埋め込
んであった表示板ポールが横断歩道上に倒れ、ポール部分が横断中の女児の頭部
を直撃した。
女児は頭部2か所に切り傷を負い、病院へ搬送された。
同小は校外学習を中止した。
表示板(縦40センチ、横50センチ)は、ポール(高さ2・9メートル、直径
約6センチ)の上部に取り付けられており、根元の部分がさびて腐食し、不安定
な状態だった。同室は表示板の設置時期については把握していないという。
同種の表示板は市内に約300か所設置されており、年間7、8か所で市民から
倒れているという通報があるという。
23日から緊急点検を実施し、倒れる恐れのあるものは撤去していく予定。
(2013年10月23日10時21分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131023-OYT1T00057.htm?from=ylist