◇ 相手を見下すことで、優越感に浸る
◇ 「一緒にいる私は、いつも迷惑を被っている」「被害を受けているのは私の方だ」
◇ 自分は特別な人間だと思っている
◇ 「人を貶めなければ自尊心を保てない」
抜粋
■「モラルハラスメント」?
身近な誰かの行動の中に非難できるポイントを見つけ、
そこを陰湿に指摘するなどして、相手の価値を貶めるのが、加害者の常套手段です。
加害者は、相手を見下すことで、優越感に浸ることができます。
加害者は「一緒にいる私は、いつも迷惑を被っている」
「被害を受けているのは私の方だ」と、自分の方が被害者であるように思わせます。
■どんな人がモラハラ加害者?
・いつも自分が優位に立ち、賞賛が得られないと気がすまない
・他人の気持ちに共感することや、心を通わせあおうという気持ちがない
・他人をほめることをしない。欠点をあげつらい、いつも悪口を言っている
・自分の考え方や意見に異を唱えられることを嫌がり、無条件に従うことを要求する
・自分の利益のためなら、他人を平気で利用しようとする
・自分は特別な人間だと思っている
とはいえ、加害者のなかには自分の言動のハラスメント性に無自覚な人が少なくありません。
それは、都合のよい答えを導き出すために、自分自身の心を操作しているためです。
そうすることで、「人を貶めなければ自尊心を保てない」という現実への直面化を避け、
自己を防衛しているのです。
■交渉しても変わらない場合は、距離を置く
しかし、何度交渉しても変わらず、自己満足のために他人を利用するようなら、早めに
距離をおいた方が賢明だと思います。どうしても、その関係から抜け出せない場合には、
なるべく相手との精神的な交流を断つことで、自分を守っていくことも必要なのではないかと思います。
2013年10月5日 18時15分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131005/Allabout_20131001_8.html