中国人の観光マナーが悪すぎて連休各地で混乱…ゴミ散乱・野菜盗む・城壁によじ登る・武装警察出動
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131005-OYT1T00757.htm 公共の場での中国人のマナーの悪さは、度々指摘される中国の社会問題ともいえるが、今年は3日に
国家観光局が地方政府に対し、対策強化を求める緊急通知を出す異例の事態となった。
緊急通知の直接の引き金となったのは、世界遺産の景勝地、四川省・九寨溝での交通の大混乱。
新華社通信などによると、一部の観光客が2日正午頃、停留所で無理にバスに乗ろうとして混乱が始まった。
バスに乗りきれなかった多数の人が道路にはみ出し通行を遮断。地元当局が武装警察を出動させて
治安維持にあたる事態となった。
同日夜になっても約4000人が現場に残されて帰れなくなった。許容範囲を超える多数の観光客を
受け入れたことが原因と指摘されている。
これに先立つ1日も、北京の天安門広場で早朝に行われた国旗掲揚の儀式で、集まった観光客が
放棄したゴミが計5トンに達し、当局が問題視していた。
このほか、大型連休に入って以降、浙江省で高速道路の渋滞に巻き込まれた観光客が、停車中に付近の
畑で野菜を盗んだり、江蘇省南京で、600年前の城壁によじ登る人が出たりと、問題行動が相次いでいた。