パイプオルガンがない韓国に仏国立放送フィル困惑 (´・仏・`)

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1 パロスペシャル(チベット自治区)

http://news.livedoor.com/article/detail/8093672/

パイプオルガンがない韓国に仏国立放送フィル困惑
2013年09月24日11時58分

 フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団が24・25日に来韓公演を行う。指揮者チョン・ミョンフン=写真=が同管弦
楽団の音楽監督として故国のステージに立つのは最後になりそうだ。2000年に就任したチョン・ミョンフンの契約は2015年
までで、次期音楽監督にはフィンランド出身の指揮者ミッコ・フランク(34)が指名されているためだ。今回の来韓公演で
はベルリオーズ、ラベル、ビゼー、サンサーンスらフランス人作曲家による作品が演奏されるが、チョン・ミョンフンはフ
ランス人指揮者よりもフランスの作品の解釈が優れていると高く評価されているだけに、その神髄に触れられるレパートリー
に期待が寄せられている。

 ところが、大きな問題が発覚した。25日に演奏するサンサーンス交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」だ。第1部と第2部か
らなるこの交響曲のクライマックスは、各部の後半に登場するパイプオルガンの華麗な演奏だ。だが、同管弦楽団が演奏す
るソウルの「芸術の殿堂」コンサートホールにはパイプオルガンがない。このため、韓国の観客はサンサーンスの交響曲「
オルガン付き」をパイプオルガンではなく電子オルガンで観賞しなければならないのだ。同管弦楽団が韓国の次にこの交響
曲を演奏する日本のコンサート会場にはパイプオルガンが設置されている。30日に演奏が予定されている東京・赤坂のサン
トリーホールがその代表だ。

 チョン・ミョンフンはパリ・バスティーユ管弦楽団やドイツ・グラモフォンで同交響曲をレコーディングしたアルバムを
出しているほど、この作品は代表的なレパートリーの一つだ。それにもかかわらず、パイプオルガンがないのにこの交響曲
をあえてプログラムに入れたのはなぜだろうか。