北京市郊外にある中国人民抗日戦争記念館は18日、中国人強制連行の実態を記録した日本外務省の報告書を公開した。東京華僑総会の関係者から
最近寄贈されたという。記念館は全てを複写して電子化し、年内にインターネット上でも閲覧できるようにする予定。
記念館によると、報告書は中国人に労働を強いた事業所に関するものなど405点。敗戦後、中国側の要求に基づき外務省が1946年に作成したが、
その後焼却処分と決定した。だが、調査に関わった人物が一部を保管、50年に東京華僑総会の幹部に渡したという。
中国抗日戦争史学会の歩平会長は「日本による侵略の歴史を学ぶための貴重な資料」と述べた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130918/chn13091817280005-n1.htm