15日午前、五島市福江島の沖合を航行していたパナマ船籍の貨物船で、中国人の男性乗組員が誤って甲板から船内の貨物倉庫に転落し海上保安庁がヘリコプターと小型航空機を出動させて大村市内の
病院に搬送しましたが死亡が確認されました。
15日午前10時すぎ、五島市福江島の南西、およそ120キロの沖合を航行していたパナマ船籍の貨物船「HARMONY.SW」から、「乗組員が船内の貨物倉庫に転落した」と海上保安庁に通報
がありました。
このため第7管区海上保安本部がヘリコプターと小型航空機を出動させて35歳の中国人の男性乗組員を救助して大村市内の病院に搬送しましたが頭などを強く打っていて、まもなく死亡が確認されま
した。
貨物船は中国人乗組員19人が乗って、パプアニューギニアから岡山県倉敷市の港に向かう途中で死亡した男性乗組員は、甲板から10メートル近く下にある船内の貨物倉庫に誤って転落したとみられ
るということです。
貨物船が岡山県倉敷市に到着するのを待って、現地の海上保安部がほかの乗組員から話を聞いて事故の詳しい原因を調べることにしています。
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034555641.html?t=1379246464803