がん細胞だけを破壊する放射線治療装置を開発 メラノーマなどにも有効 2016年から利用可能に

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1 ファルコンアロー(栃木県)

がん細胞だけ破壊、治療装置開発…住商と阪大

 住友商事と大阪大は6日、がん細胞だけを破壊する特殊な放射線治療の実用装置を開発したと発表した。

 これまでの機器に比べて、患者の負担や副作用が少ないのが特徴で、治療が難しかった
悪性脳腫瘍、悪性黒色腫(メラノーマ)などに有効だという。

 来年にも1号機の製造を始め、2016年頃に厚生労働省に許認可を申請する。
患者が全額を負担する自由診療であれば、同年から利用できるようにする。

 開発された装置は、一般の病院でも設置できる大きさで、中性子を発生させるため
液体リチウムを採用し、被曝量を従来型機器の10分の1程度に抑えられるという。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130907-OYT1T00751.htm?from=main2