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7 膝十字固め(岐阜県)
米国人「宮崎駿はウォルト・ディズニーをはるかに上回っている」

引退する宮崎駿監督―ウォルト・ディズニーを超えていたか

「日本のアニメ映画監督、宮崎駿氏が引退へ」との報道は、アニメファンの嘆きを呼んだ。
だが、彼らがDVDや「iTunes(アイチューンズ)」を通じて同監督の作品をあらためて鑑賞し、その天賦の才を称賛するきっかけにもなりそうだ。

米ショービジネス情報媒体「Variety」によると、宮崎氏引退に関するニュースは1日、
同氏の最新作「風立ちぬ」が出品されているベネチア国際映画祭の会場で発表された。同氏は週内に記者会見するという。
米国で宮崎氏の映画を配給しているディズニー社の代表はコメント要請に応じなかった。
宮崎氏はよく、米国のアニメ映画王ウォルト・ディズニーに比較される。しかしこうした比較は、この2人の人物を過小評価している。



筆者は最近、米フロリダ州オーランド(ディズニーパークを中心としたリゾート群の所在地)に行った。
そこで乗り物に乗るため長蛇の列に並び、ブランドのおもちゃを子どものために購入する中で、ディズニーの商業ビジョンの力を再確認した。
また、「Disney Infinity」は、ディズニーのキャラクターが登場するビデオゲームで、最近リリースされたが、
これはディズニーの想像力が、発展していく技術時代に即応していかに利益を生み出しているかを如実に示している。

米国で大ヒットした宮崎作品はないが、アニメーションに対する宮崎氏の影響力はグローバルだった。
環境保護は宮崎氏の映画のメーンテーマであり、地球温暖化をめぐる懸念の高まりとともに、彼のビジョンはますますビジョナリー(先見性、洞察力のある)になっているよう
「崖の上のポニョ」で、人間と自然はバランスを欠いたように描かれ、海はゴミだらけになっていた。
宮崎氏は、自身のしたことはつまるところ、海がどうなっているかをありのままに描くことだ、と筆者に語った。
宮崎作品の存在を知らされたのは、何年も前に日本を訪れた時だった。
当時、友人宅に滞在していたが、この友人は、宮崎氏を「日本のウォルト・ディズニーだ」と説明した。
その後、筆者は宮崎氏がそれをはるかに上回っていることを学んだ。

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323748004579051732958542174.html