ベトナムが海上警察をこれまでの海軍内の一部局から、独立した司令部を持つ「沿岸警備隊」に格上げする
組織改編を決めたことが28日、分かった。ベトナム国防省筋などが明らかにした。
中国の海洋進出をにらみベトナムとの連携を進める日本政府は、ベトナムに対し政府開発援助(ODA)を使った
巡視船供与を検討している。だがODA大綱は軍事的用途への使用を禁じており、
ベトナムの海上警察が軍組織である点がネックとなってきた。今回の組織改編は供与へ道を開く狙いがあるとみられる。
改編はグエン・タン・ズン首相が27日に決定、10月12日付で発効する。
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013082801002069.html