ハイブリッドはちっともエコじゃない マツダのクリーンディーゼルに乗り換えよう
しかしながら、ハイブリッド車にもネガティブな側面はある。最大の問題は、車両価格が高価になることだ。先頃発売された国産大衆車のカローラでも、
同等のガソリン車比でおよそ30万円の価格差が生まれる。この差額をガソリン代で相殺するのは困難だ。そして、
最も多品種ハイブリッドカーを販売するトヨタでは、ハイブリッドのエネルギー貯蔵庫「ニッケル水素バッテリー」の保証を
「5年未満、5万キロ」として、以後の交換は有償(最も安いアクア用でも12.915万円で交換工賃別)なのだ。
だから、トヨタ製ハイブリッド車の多くは3回目の車検(7年目)を受けず廃棄されている。
車検費用にニッケル水素バッテリーの代金+交換工賃の支払いが重たいからだと想像できる。これは、
ある意味で「エネルギーの無駄遣い」だ。現在のクルマなら、ふつうに使えば、自動車税が増額される登録後13 年以降も平気で使えるのに……だ。
そこで、「実はハイブリッド車はECOじゃないかも?」気が付き始めた人たちが注目したのが、マツダのクリーンディーゼル車だ。
2012年、クロスオーバーSUVであるマツダ CX-5の販売台数は3万5438台で、2012年SUV国内販売台数第1位(全乗用車で24位)。
うち、クリーンディーゼル「SKYACTIV-D」搭載車が2万6835台だ。 購買層は30〜50歳代を中心に幅広いという。今年、
2013年に入って「SKYACTIV-D」搭載車の人気は拡大、そのコストパフォーマンスの高さは、
CX-5だけではなく同社アテンザでもクリーンディーゼル人気が広がっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130827-00000045-economic-bus_all