シェールオイルの商業生産検討=秋田で、新たな試掘も−石油資源開発
石油・ガス開発大手の石油資源開発は25日、秋田県由利本荘市の油田で実施していたシェールオイルの生産テストで、
原油の産出に成功したと発表した。
これを受け、商業生産に向けて検討を進めるとしている。地中の岩盤に閉じ込められた原油であるシェールオイルは、
新たなエネルギー源として国際的に注目が高まっている。国内で商業生産が始まれば初めてとなる。
同社は、秋田県男鹿市の油田で新たにシェールオイルの試験採掘を行うことも発表した。2014年度中に試掘に着手する方針だ。
石油資源開発は、昨年10月にシェールガスの試掘を実施し、国内で初めて採取に成功。さらに今年5〜7月のテストで、
1日当たり約40キロリットルの原油を産出したとしている。
この結果を踏まえ、商業生産用設備の準備などに取り組む。(2013/07/25-18:40)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201307/2013072500862&rel=y&g=int