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先の参院選で、無所属新人として唯一当選し話題を呼んだ山本太郎の出演作「朝日のあたる家」(太田隆文監督)が、9月に愛知県のコロナシネマワールド3劇場で公開することが決定した。
原発事故を扱った映画ということで公開がなかなか決まらなかった本作は、5月のロサンゼルスのジャパンフィルムフェスティバルに出品、その後6月29日、30日にロケ地である静岡県湖西市で行った完成披露上映会には、2日間で観客動員3000人を達成した。
山本は「私生活で原発へのアクションをしているので、作品などで表現する必要はないと思っていたが、脚本を読んで自分の考えが変わった」と本作出演の経緯を語っており、全国の有志たちが自主的にTwitterなどで公開を求める署名活動が広まっていた。
自然に囲まれた美しい町に住む平田一家。大学生の長女あかね(平沢いずみ)は、農業を営む父(並樹史朗)、主婦の母(斉藤とも子)、妹(橋本わかな)と平凡に生活するこの町が好きではなく、都会での一人暮らしを夢見ていた。
そんなとき大地震が起き、原子力発電所が爆発し避難勧告が出される。
福島の事故と同じ事態に直面し、あかねたちの家族も悲しみの渦に巻き込まれて行くという物語。山本のほか、いしだ壱成、藤波心らが共演する。
9月14日から豊川コロナシネマワールド、9月20日から半田コロナシネマワールド、9月27日から中川コロナシネマワールドで公開。愛知の3劇場以外でも現在公開交渉および日程調整中。
決定次第公式サイト、公式Twitter(@asahinoataru_ie)及び監督ブログで順次発表予定。
http://eiga.com/news/20130802/11/