http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/07/31/kiji/K20130731006329430.html 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県の郷土料理などを提供し、利益を3県に全額寄付する東京・新橋の「復興支援酒場銀座店」が1日未明、
閉店する。昨年10月以降の利益約200万円を3県に均等に寄付する。
全国に居酒屋を展開する秋田市の「ドリームリンク」が運営。2011年9月に仙台店、昨年1月に銀座店を、それぞれ同9月末までの予定でオープンさせた。
昨年9月までの両店舗の利益計約1500万円を3県に寄付し、仙台店は予定通り閉店。銀座店は客の要望もあり、今年12月までの予定で営業を延長していた。
同社によると、地酒や郷土料理を楽しむサラリーマンのほか、被災地でボランティア活動した人たちの集まる場としてにぎわった。ただ震災2年を迎えるころ
から徐々に客足が遠のき、赤字で寄付金が目減りする恐れも出てきたため、5カ月前倒しの閉店を決めたという。
同社は「今後は元の秋田料理店に戻し、利益の一部を寄付するなど支援していきたい」としている。