俳優の千葉真一(74)が「日本の映画をダメにしたのは民主党だよ!!」と本紙にほえた!
千葉はこのほど、都内で行われた世界的アクションスター、ブルース・リーの青春時代をテーマにした映画「李小龍 マイブラザー」公開記念トークショーに出席。千葉はブルースから“幻の共演オファー”も受けるなど、世界的に知られる映画人だ。
その千葉が「最近の日本映画はまったくだめになってしまった。それも麻生政権から民主党政権になり、映画製作費が減ってしまったからなんだよ。麻生政権は漫画やアニメなど、コンテンツ制作の支援を訴えていた。
それが民主党政権になって、いったん白紙に戻された。今や日本の映画作りは完全に韓国、中国に後れを取っている」と嘆くのだ。
その指摘をある配給会社関係者は「民主党が打ち出した『事業仕分け』で映画に対する助成金などが厳しい状況に追い込まれたことを千葉さんは言っているのでしょう」と補足する。
実際に韓国、中国の映画製作は日本よりも進んでいるという。
「韓国は国策として10年計画で映画に取り組みました。『世界に輸出できる映画』を目指し、ここ数年で飛躍的にレベルアップした。中国は日本で一番大きい撮影所の10倍大きい撮影所を作り上げた。
それで今ではハリウッドから中国に企画が持ち込まれ、中国資本で作るということも当たり前になっていますよ。日本はそういう動きはない。
政治家で映画に目を向けていたのは(日本維新の会の)石原慎太郎さんぐらいでしょうか」(前出の映画関係者)
かつて千葉は韓国映画や中国(香港)映画にも出演したことがある。
「撮影の仕方もまったくなってなかったし、楽屋もひどいもんだった。小さい机にテントだよ。吹きっさらしのところで着替えたんだ。それが今や立場逆転。若い人たちが映画を作れる日本になってほしいね」と千葉。この熱い思いが参院選に届くのか。
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