サッカーのアルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、英国で起こした無免許運転の
処罰である「社会奉仕活動」に今だ従わず、強制的に実行させられる可能性が出てき
た。
命じられた奉仕活動の時間の長さは不明だが、計250時間との情報もある。
同選手は27日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティー(マンC)から
イタリア1部リーグ(セリエA)のユベントスへの移籍を発表したばかり。移籍金は1300
万米ドル(約12億8700万円)。
テベス選手は今年3月、免許停止中の運転が摘発されていた。罪を認め、1500米ド
ルの罰金支払いにも同意していた。
この無免許運転事件の経緯に詳しい関係者によると、テベス選手はこれら処罰が言い
渡された日から1年内に社会奉仕活動などに従事することが必要だが、まだ実行してい
ないという。
英国での社会奉仕活動の処罰は40〜300時間で、1週間当たり最低で7時間の従事
が必要。奉仕活動の内容は不明だが、米国では過去に路上清掃などが含まれていた。
英国の保護観察当局は個別の事例にコメントは出来ないとしているが、処罰の実行に
応じない者には対抗措置を講じるとしている。
同選手はプレミアリーグのウェストハム、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)やマンC
で7年間プレー。マンCでは監督の試合出場への準備開始の指示を拒否するなどの問題
も起こしていた。
http://www.cnn.co.jp/showbiz/35034049.html テベス選手
http://www.cnn.co.jp/storage/2013/06/29/f4749fb2ccb7294f74324f8c51bb2b25/-football-tevez.jpg