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60 ボルネオヤマネコ(東京都)
【タバコ】嫌煙VS愛煙 つか厚労省職員なら吸うなよ・・・


 厚生労働省が入る合同庁舎(東京都千代田区)で許されている喫煙を巡り、嫌煙派と愛煙派による反目が
職員間で続いている。すでに同省の健康局が官公庁施設の全面禁煙を求める通達を地方自治体に
出していながら、福利厚生室は喫煙スペース維持に固執。同省は自己矛盾に終止符を打てないままできたが、
最近になって変化の兆しが出ている。
 6月12〜19日に限った平日数時間、合同庁舎2階のオープンデッキの喫煙スペースが一時的に
閉鎖された。同時期に敷地内で職員の健康診断を行う検診車にまで煙が漂う可能性があったため、
福利厚生室が「喫煙の放置はモラル上、問題がある」と判断し閉鎖に踏み切った。このため、
嫌煙派職員から「ヤニ臭くない職場の実現に向け、ようやく一歩踏み出した」と歓迎する声が上がった。
 それでも、福利厚生室は愛煙派への配慮も忘れない。「全面禁煙の時期はまだ決めていない」と曖昧な
態度に終始しているのだ。このため、模範を示すべき同省幹部が臆面もなく紫煙をくゆらせる。
「職場で喫煙のリズムを崩すと、仕事に支障が出る」と全面禁煙に嫌悪感を示す声も強まっている。
 そもそも同省は平成22年2月、健康局長名で受動喫煙防止対策の徹底を地方自治体に通達。
具体的には「公共空間は原則、全面禁煙であるべきだ」と指示した。中でも中央省庁や自治体庁舎について
「少なくとも全面禁煙が望ましい」とした。さらに24年10月の通達でも、対策の徹底を求めるよう念を
押している。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130630/plc13063007000002-n1.htm