岡山県「東京のみんな、災害が少ない岡山に移住しよう!」

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1 ターキッシュアンゴラ(神奈川県)

「災害少ない」岡山に移住を 東京で来月、初のフェア

 東日本大震災の発生後、「災害が少ない」などとして、県外から岡山への移住者が急増している。こうした動きを受け、県は今年度から
初めて移住者数調査を行い、実態把握に乗り出すとともに、来月7日、東京では初の大規模な「定住フェア」を開く。

 総務省の人口移動調査によると、転入者と転出者を比較した場合、平成22年は県外への転出者が2084人多かった。ところが、震災があった
23年には転入者が605人、24年は同様に404人多かった。大半は震災で被災したり、原発事故を嫌ったりして来た人たちとみられる。

 だが、転勤や進学以外の目的で「移住」人口を把握する調査はこれまでなかった。そこで県は4月、全27市町村に調査を依頼。

 「大都市圏と違って地方都市圏は転出超が一般的。それなのにこの2年は明らかに傾向が異なっている。災害を避けての移住と推測しているが、
正確なデータがほしい」と県中山間・地域振興課はいう。

 さらに、県外からの相談実績を分析すると、過去ほとんどなかった関東圏からが急増している。昨年度、東京で試行的に小規模な移住相談会を開いたところ、
予想以上に人々が集まり、盛況だったという。

 このため、県は来月7日、大人数に対応できる東京交通会館で、「おかやま交流・定住フェアin東京」の開催を決めた。これまでは関西圏を対象に
大阪で行ってきたが、東京では初。「14市町が参加する本格的なフェア。事前の調査では十分な手応えがある」と同課。好評ならば、さらに展開する
方針という。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130627/oky13062702080002-n1.htm