http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0618&f=national_0618_025.shtml 韓国銀行、米FRB出口戦略に備え通貨スワップ再推進
韓国銀行(中央銀行)は17日、国会企画財政委員会に提出した報告書で、
「米国の量的緩和(QE)の縮小や終了が現実味を帯びた場合、韓国経済に及ぼすネガテ
ィブな影響は少なくない」との見方を示し、先進国の量的緩和をめぐる不確実性に備える
ための準備が必要だと指摘した。複数の韓国メディアが報じた。
韓国銀行は、「各国の経済ファンダメンタルズ(基礎的諸条件)によってその衝撃は
異なるだろう」と分析。その上で、韓国は外貨準備高を安定的に管理し、主要国の中央銀
行との通貨交換(スワップ)協定、チェンマイ・イニシアチブのマルチ化(CMIM)な
ど金融市場の安定を拡充するための努力が必要だと説明した。
現在、韓国銀行は日本と30億ドル、中国と3600億元の通貨スワップ協定を結んでいる。
日本との30億ドル分については7月に期限を迎えるため、韓国メディアは
「協定延長が行われるかどうか注目が集まっている」と伝えた。